The yellow book

遠くかなたに押しやられた記憶みたいになっているけれど、もともとの職業は看護師です。
でした。でした、だな、もう。

今週の通訳業務は、日本からの栄養士さんのグループのお手伝いをさせていただいています。
糖尿病の食事療法の話題になり、私が日本で看護学生だったころ、及び現場にいたころ使っていたこの本
exchangebook.jpg
が今もスタンダードなのかとお訪ねしたら、もうこれは殆ど使われていない、知ってはいるけれど彼女達が現場に出たときはもう使っていなかった、ということでした。

私の年齢が知れた。笑

私はめがねだとまだ大丈夫なのだが、コンタクトレンズを入れると老眼状態になって、細かな字は手をうんと伸ばさないと読めない。そんなこともあって、この交換表の話以後、

「なにせ黄色い本世代ですから。」

というのが内輪でのジョークとなりました。

翌日この本をうちから持って行ったら、栄養士さんたちが珍しがって、中の食品の写真の写真を撮っておられましたよ。

Holy s...

Life's journey is not to arrive at the grave safely in a well preserved body, but rather to skid in sideways, totally worn out, shouting "Holy sh*t... what a ride!!"

facebookで友達がシェアしていたものですが、本当にそうだよなあと思いました。

今日の所はそれだけです。

ほぼ剣士、時々飲んだくれ

…とかタイトル変えたほうがいいでしょうか。

このところ飲まないようにしていた(飲むと食べ過ぎるので)んですが、
今日ついにまたLaphroaig10年ものを買ってきてしまいました。

シングルモルトのきっぱりした複雑さに帰って来るとほっとする。
それは新鮮な素材そのものを味わうために最低限の調理をした料理の、自然が与えた複雑さだ。
ブレンドのウイスキーも嫌いではないが、
ここへ戻ってくるとやっぱり、ブレンドの複雑さは手を加えすぎた料理のように思えてしまう。

そとに干してふかふかになった布団のにおいをかぐように、
この独特のスコッチのスモークと潮の立つ香りをいつまでもいつまでもかぐ。

この世で一番好きな香りのひとつ。

この香りが懐かしくて誘惑に負け、
Laphroaigを探して今日酒屋を二軒廻ったたことを人のせいにしておくと、
目下の憧れの人、私立探偵フィリップ・マーロウが2ページに一遍くらいスコッチを美味そうに飲むからだ。

"... Your husband is a guy who can take a long hard look at himself and see what is there. It's not a very common gift. Most people go through life using up half their energy trying to protect a dignity they never had. Good night, Mrs. Wade."

飲んだくれ探偵の沁みる台詞。

... Have I ever had a dignity?

喫煙とセルフディフェンス(転載)

キム・テイラー先生の許可を得てブログのエントリーを翻訳・転載します。
元サイト:http://sdksupplies.netfirms.com/001blog.html 1月1日のエントリーより。

*****

セルフディフェンスの精神において、私が今朝ポッドキャストで聞いた情報を紹介しよう。

DNAに最初の変異を起こさせるのに必要なのはタバコたったの5本。

がんを確実に発生させるのに必要なタバコの量は18000箱。

すると、タバコ一箱4ドル前後で買えるらしいオンタリオにおいて喫煙によるがんになるには、$72000かかる計算になる。これは私が24年間の勤務で稼いだ年金とほぼ同じだ。

改めてそこを明らかにしておこう。貴方は$72000の金を払ってがんになる権利を得るわけだ。

これを聞いてタバコをやめるなら、貴方がするセルフディフェンスの行動で最も利益あるものとなる。これで貴方の命を救うと同時に、$72000のお金が入る。

==========

少々、まあ説明のようなものを加えようと思う。私の母は数日前になくなった。母は白血病、糖尿病、腎不全、網膜萎縮、心疾患、それに加えていくつかの病気に苦しんだ。彼女は生涯チェインスモーカーだった。私は心から彼女を愛していたが、この数年というもの自分が望むほど彼女と時間を共に過ごすことができなかった。それはタバコの煙に耐えられなかったからだ。

マスク神話

マスク信仰に疑問を持っているので、めずらしく医療の話。

インフルエンザ症状のあるひとがいる閉鎖された空間にいる場合の感染予防
および
症状のある人が飛沫を防ぐ目的

には正しく使えば(←ここ大事)有効だけれども、
広い場所での使用が有効だというデータはないんですよ。

それからN95は正規のサイズ決定の手続きなしで使ってもだめです。
医療従事者は自分に合ったサイズをみつけるためにテストをして使ってます。
(日本のことは知らん、アメリカの職場では就職時にどこでもやった。)
そのテストとは、小さなテントのような所にマスクをした状態で頭を突っ込んで、
そこにサッカリンスプレーを噴霧し、甘みが感じられなくなるまでサイズと形を調節する、というもの。
ちゃんと顔とマスクが密閉状態になってなきゃ意味ないからね。

有効だというきちんとしたデータのないやり方でマスクの使用をしていながら、
マスクをしていることによって偽の安心感を持ってしまうのが危険の一つだと思う。
正しい素材と使用法と時と場所を守らないマスクは穴の開いたコンドームみたいなもんですよ。

それより手洗い!手洗い!手洗いにもっと意識を集中しようぜ!

それから、
メキシコみたいな状態になっているのならいざしらず、
大流行になっているのでもない地域で予防のために人の集まるイベント自体を中止するというのは
日本的やりすぎだと思います。行くかどうかは個々が判断すればいいんですよ。(厚生省のガイドラインにそういうことが勧められていたからさ。)
生活を必要以上に麻痺させるのは本末転倒です。

以下、WHOのマスク使用の指導文書の抜粋翻訳です。(太字は剣祐による。)

**

インフルエンザ様の症状(熱、くしゃみ、咳、鼻水、寒気、筋肉痛など)のある人に近い接触(約1m)をする人は感染性のある呼吸器飛沫にさらされる危険があります。

医療現場においては、マスクの使用がインフルエンザの伝播を減らしうることを示す研究結果が出ています。医療現場においてのマスク使用は、正しい使用方法、十分なマスクの供給、および適切な破棄手段を確保することを伴った上で行われるべきです。
しかし一般社会、解放された空間においては、閉鎖空間に症状のある人と密接な接触をする場合と異なり、マスクの使用の利益は証明されていません。

ただし、症状のある人と密接な接触をするばあい、例えば家族の世話をする場合などには、家や一般社会の場においてマスクを使用したい人は多いでしょう。さらに、症状のある人がマスクをする場合は口や鼻をカバーすることにより呼吸器飛沫の飛散をある程度防げます。

マスクの間違った使用はしかし、感染のリスクを減らすかわりに増す恐れがあります。マスクを使う場合には、人から人へのインフルエンザの予防のほかの手段を組み合わせ、また正しいマスクの使用の指導が必要です。

一般的注意

一般社会の場においては、インフルエンザ感染の予防にはマスクの使用より一般的注意事項を守ることのほうが重要でありうることを覚えておくこと。

健康な人

インフルエンザ様の症状のある人から最低1メートルの距離を保ち、かつ
*口と鼻に触れることを避ける
*手の清潔を保つこと。石鹸と水で手を洗うか、アルコール性の消毒剤を使う。特に口や鼻、または汚染の可能性のあるところを触った場合に行うこと。
*具合の悪い可能性のあるひととの接触を最小限に抑えること
*人ごみをできるかぎりさけること
*できるかぎり窓を開けて、住居の換気を改善すること

インフルエンザ様の症状のある人
*具合が悪い場合は在宅して、近くの公衆衛生指導に従うこと
*できるかぎり健康な人から距離を保つこと(最低1メートル)
*咳やくしゃみをするときはティッシュなど適切なもので口と鼻をカバーして呼吸器分泌物を散らさないようにすること。使用したものは使用後すぐに破棄、または洗うこと。呼吸器分泌物に触れたら直ちに手を洗うこと。
*できるかぎり窓を開けて、住居の換気を改善すること

マスクを使う場合は、正しい使用と破棄方法が重要。正しく使わないと感染のリスクは上がることがある。

*マスクは口と鼻をしっかり覆って、顔とマスクの間のギャップが最小限になるように結ぶこと。
*使用中マスクに触れないこと。マスクをはずしたときなどマスクを触ったときは、手を水と石鹸で洗うかアルコールベースの消毒剤を使うこと。
*マスクが湿ってきたらすぐに新しい清潔で乾燥したマスクと交換すること。
*使い捨てマスクを再利用しないこと。使い捨てマスクは1回使用したら、はずしてすぐに破棄すること。

スタンダードの医療用マスクの代用として布製マスク、スカーフ、紙マスクなどがあるが、その効果についての十分な情報はない。これらの代用品を使う場合は、1回のみの使用とし、布製マスクの場合は十分洗うこと。(普通の洗濯用洗剤と室温の水で可。)具合の悪い人の世話をしたあとは直ちにはずし、マスクをはずしたらすぐに手洗いをすること。

<ほぼ同文で「下宿」に同時掲載>
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剣祐

Author:剣祐
剣の修行中。

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