肘と足

急に暑くなった。素振りと打ち込みを1時間やったら汗だく。

左足で余計なステップを踏んでしまいがちな理由が肘にあった、という、「風が吹けば桶屋」みたいな謎かけがついさっき解けた。解けてみたら余りのばかばかしさに笑ってしまった。

こういう話。
一足一刀の距離にいるはずなのに面に届かない。
それで無意識のうちに左足でにじり寄ってしまう。
にじり寄ってるよ、というのは何人かの先生や先輩にこの間から指摘されていた。
それからもう一つ、先週C君に「振りかぶりのとき肘が横に出ている」というのを指摘された。
それでここ数回、肘に注意してみていた。
剣道マンからの一足一刀の距離を測ってそこから面打ちの練習をした。
肘がきれいに上がったと思うときはにじりよらずにちゃんと面がものうちで入る。
つまりだな、肘が横に出ている(=曲がっている)と腕の届く距離がそれだけ短くなって面に届かない、ということだったのだよ。

それから、長いこと課題になっている「右手に力が入りすぎ」の問題。
注意して打ち込みを続けていたら最後には大分いい感じになってきた。
左手がしっかりしていれば刃筋はずれない。
別の言い方をすると、刃筋がずれたら右手に力が入っているということだ。

一人でじっくり考えながら基本を練習する時間も大事だよやっぱり。
うちで練習しようぜ、みんな。


今週の剣道サマリー

今週の剣道のよろこび。

左の手のひらに新たなマメが。手の内が出来てくると、あとこことここにも出来るはずなんだよな。問題は右手にマメが出来すぎだということだ。まだ左がなってない。頑張ろう。

基礎練習、一つずつ丁寧にする素振りで、体の各部をしっかりと認識する。腰の張り。ひかがみの張り。ひきつけた足。肩の動き。
体とちゃんと話をするのは気持ちいい。体あっての自分だ、と思います。体を大事にしていれば(つまりそれは使う、ということだ)、心はついてくる。頭ばかりを大事にしていると、心はすこしずれてくる。そのことの妙。
体を大事にするようになってきた私が村上春樹さんの著書を愛するようになってきたのは、このことと無関係ではないと思う。

L先生からこのごろ何度か聞いたこと。
「剣道は、初心者の時にはシンプルだ。基本、基本、基本。二段三段と進むにしたがって色んな技を学んで、幅が広がっていく。でもそれを超えてもっと高段にすすむと、やっぱりシンプルに戻っていくんだ。だから基本を忘れてはいけない。幅が広がっていくときにも、常に基本に戻ることを忘れちゃいけない。」
これきっと、いつか自分がまたシンプルに戻っていく段階になったときに思い出す言葉だと思う。
この先生に会えてよかったと、また思う。

最近入った人に、「普段は礼儀正しくてやさしげなのに、剣を持つと別人になる」と言われた。それ嬉しい。(前半部分に関する疑問には目をつぶりなさい。わたくし第一印象はしばしばそう映るらしいのです。)
「何か今、それとなくすごく褒められちゃった?」と言ったら、Cが大きくうなづいた。
言った人褒めてるつもりないと思うけどな。

あ、今週の剣道まだあるんすけどね。性懲りもなく土曜日に。K先生のおられる稽古場にこれで4週末連続だ。そろそろストーカーだと思われているかもしれない。私はただただ学びたいのです。
L先生は、「片道3時間のところまで毎週稽古をつけてもらいに来るのを喜ばない先生なんていないよ」とおっしゃる。で、一緒に毎週武道ストーカーをするのでした。


新しいおもちゃ

仕事がテンパってはいるのだが、今日はどうしても明るいうちにこいつで遊びたかったので
明日早出することにして残業もそこそこに帰ってきた。

kendomanfullydressed.jpg

あ、すいません、背景は見なかったことにしてください…。
防具は自分のだ。

裸にすると、こう。
nakedkendoman.jpg

書き忘れていた、製作は道場の先輩JHさんです。
バケツにはコンクリートが重石として入っていて、車輪がついている。
一体150ドルなり。

こて部分の拡大。

kendomankote.jpg
長方形の台は籠手の練習用。竹刀がネジで止められるので間合いをはかる練習もできます。

薄暗くなるまで1時間ばかり稽古しました。
道場での稽古はもちろん大事だけど、こうして習ったことを一部分ずつ丁寧に振り返ることの出来る時間はやっぱり必要だね。稽古では当たる先輩が変わるたびに次から次へと新しいことを注意されるので一つ一つをじっくり振り返るのは難しい。

このところ仕事のストレスがマックスなので、なによりいい発散でもあります。
ああさっぱりした。

昨日稽古で悩んでいたのがよほど気になっていたらしい。

夕べは夢の中でも踏み込み足の練習をしていた。
夢の中の練習でも上手くなるとありがたいんだけどね。

夏時間になって、仕事から帰ったあと長いこと明るい。
庭に出て竹刀の手入れをする。
私の分際で(のび太のくせに)高価な小判柄の竹刀が数回の稽古でえらくささくれてしまった。
何とかしばらく持ちそうな程度には修理できた。

素振り、踏み込み足の練習、こての練習、早素振り、
庭の力仕事、また素振り(力仕事の後だと軽々!)
気剣体の一致が難しい。どうも斬り終わりよりも足が先に地面についてしまう。
腕が遅いんだな。

ずいぶん前から欲しいと思っていた剣道ダミーをついにJH先輩に作ってもらうことにした。
取り付ける面と胴は自腹なので、古い防具を持っていない私は当分タオルでも巻いて代用する。
どなたか、稽古に使えないぼろい防具を譲ってくださいませんか。

…て、ここで言ってもねえ。

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剣祐

Author:剣祐
剣の修行中。

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