古流開始!

今度の居合の道場で、初めて古流の稽古を受けた。

色々違う。
座り方がまず違う。
抜きつけが違う。
振りかぶりが違う。
切り下ろしのときの下半身の軌道が違う。
つまりは殆どの部分が違う。

まいったなこりゃ。

「ここは前に習ったやり方を続ければいいですよ」と言われたところでも、前の道場を去ってから制定居合ばかりやっていたので、古流を正しく思い出せているのか今ひとつ自信がない。
と、言ったら「じゃあうちの流れに従い始めればいいね」と言われた。
「うちの流れ」についてあとで尋ねたら、私の前にいた道場のそれともとは一緒である。
それも「夢想神伝」というおおきなくくりの話ではなく、二代前の先生が共通だ。二代くらいでも分派間にはずいぶん違いができるんだなあ。

いずれにしても違いすぎて端からやり直し感満点なので、新たな気持ちで出発する所存です。

今回5日間続けて居合の稽古ができて、先生の動きに対する観察眼も、言われたことをきちんと頭に入れることも、いつもより冴えている感じがして気持ちよかった。毎日続けてする5回の稽古と、週に1回だけの稽古5週分とは質が違うように思う。やっぱり鉄は熱いうちに打たねばだな。

またほぼ日手帳に書き付けている覚書が増えたので、これをK道場にもっていって剣道の後に少しずつでも自主稽古しようと思う。

スイッチ

それぞれの先生や先輩の前に立つと、スイッチが入る。
Sさんの前に立つと「左手」
Fさんの前に立つと「踏み込み足」
F先生だと「鞘引き」
というように。
スイッチは普段の剣道の道場でもいくらかあるのだけれど、こちらの道場ではもっと鮮やかに入る。
なぜならそれぞれの先輩が一度にいくつもの事を言わず、一つか二つであとはそれについてじっくり稽古させてくださるからだ。この先輩に注意されたことはこれ、という結びつきができやすい。
それもこの道場が好きな理由のひとつ。
それにここではToo many cooks問題がみられない。もとに立つ誰も彼もが注意してくるのでなく、主要な数人の先輩がするだけであとはただただ打ち込む。
私相手には、先輩たちが地稽古でするのは殆どずっと相面だ。先に片付けるべき体捌きや手の内の問題が多くて技など教えている場合じゃないのだと思う。

こちらの道場には本来居合の稽古のために通い始めたのだが、剣道も引き続き出ていいですよというお許しが双方の先生から出たので、喜び勇んで防具を担いで行っている。居合のあと、剣道の稽古を見ながら出ずに帰るのは、後ろ髪を引かれる思いのするものだ。後ろ髪つかめるほどないけど。空腹なのに目の前のおにぎりを食べられない感じというか。

ここで稽古して改めて、2年半もやっているのに剣道へたくそだなあと思う。
それは多分、直すべきところをきちんきちんと直してこなかったからなのだ。
L先生にもう諦められている感のある部分を直すチャンスがあるとしたら今だと思う。
いつもの道場に行ってもSさんやらFさんやらの姿を思い出してスイッチ入れればいいんだな。
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剣祐

Author:剣祐
剣の修行中。

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