抜く意志がありすぎる。

全員で制定居合を抜く。
前半、先輩方に色々注意を与えていて私には何も言わなかったS先生が、
終盤の形になって言った。

「祐子さん。* 君はもう一段階上の事をする時期だよ。
十一本目の抜きは簡単すぎる。抜く意志がありすぎる。
言ってることわかる?」

わかります。

刀を抜くのは、気迫で制しようとしても相手がまだかかってくるから、仕方なく抜くのだ。
こちらから攻撃するのではない。
いつもK先生から言われていることだ。なのだが。

「簡単に抜きすぎるから、生きた居合にするには何かが欠けている感じになるんだよ。
もっとためをつけないと。
それができれば来年は、一回戦の心配なんかしないで試合に勝てるよ。」

ひー、それ言わないで。笑 ていうか私S先生にそれ言いましたっけか。

十二本目の前には、「これなんか、ためが全てみたいな形だからね。」と先に念を押される。

実は十二本目はこの間の合宿で失敗して肩を突いて以来怖くなっていて、
どうも不安定だ。
と、思っていたら案の定腕を突いた。
S先生に「大丈夫?」と訊かれた。日本語で。笑

問題二つ。
いつも言われていることが身についていない。意識が足りない。
カラダが勝手に正しいことをするまで稽古ができていない。それが出来ていなかったら、「意味」の部分を考える余裕などないに決まっている。



昨日「弟」に頼んで制定居合十二本をビデオに撮ってもらった。
バッテリーが足りないかも、とかいうのでぶっつけ本番やり直しなしで。

観てびっくり。

へたくそ。

前から判っていた問題に加えて、気がつかなかった問題が山ほどわかった。
私普段からこんなですか。

稽古しよ、稽古。


*言語は英語なのだが本当に「さん」づけ。笑 S先生はイギリス訛りの韓国人です。
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剣祐

Author:剣祐
剣の修行中。

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